メッキについての勉強会
こんにちは。
島田工業所です。
今回は塚田理研工業(株)下島社長様の講演会に参加させていただきました。
塚田理研工業さんといえばプラメッキで国内トップクラスの日本を代表するメッキ屋さんです。
会社は長野県にあるのですが、名だたるメッキ企業が長野県にはあると思います。
会社の設備に関してや苦労されたこと、これからの展望や心に響く言葉等々、とてもためになるお話を聞けて有意義な時間を過ごさせていただきました。
僕は講演会に参加するときは、いつも自分への課題として“必ず一つ質問すること・発言すること”としています。
全国から有名メッキ企業の方々が参加される講演会なので、なかなか緊張しましたが下島社長は笑顔で優しく答えてくださいました。
僕が講演で心に残った言葉をご紹介します。
“競争するなら単価ではなく技術”
中小企業が大企業に打ち勝つには技術力なんだよ。
そして技術力を育てる前にまず従業員の人間力を育てなさい。と教えてくださいました。
そしてもう一つ、
“クレーム対応はチャンス”
測定器などを用いて迅速に丁寧に対応すれば評価も上がるし信頼も深くなる。
そして上手くいってる時より上手くいかない時の方が人間は考える。そこに技術向上のタネがあるし、その積み重ねがノウハウなんだよ。
うーん…。心に響きました。対応としては当たり前かもしれませんが、その都度、面倒臭がらず相手の気持ちになって親身に対応しなさい。それがいずれ良い意味で自分に返ってくると解釈しました。
そしてぜひ真似したいことは会社の経営方針です。
“創造と革新に熱意で挑戦”
さらに
“非常識挑戦型”
ぜひ真似したいと思いました。
実はそのことについて質問しました。
Q.最近、オープンイノベーションという言葉を耳にするかと思いますが、メッキ業で培ったノウハウを全く違う分野に活かして利益に繋げようというお考えはありますか?
A.あります。(詳しくはブログでは内緒です)
この講演会で思ったことは従業員100人(国内)平均年齢35歳年商80億の会社であるにも関わらず、まだまだ熱意があって売り上げを伸ばそうとしている姿勢には驚きました。下島社長の御年齢も80歳という年齢を感じさせないぐらい、とても元気でバイタリティに溢れるお方でした。
こういう歳の重ね方をしたいと思いましたし、良いお手本を見させていただきました。
それでは。
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