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メッキ加工Q&A

装飾鍍金で耐腐食性や耐摩耗性が良い鍍金は?
コスト・形状・表面のレベリングを考えなければ、窒化チタンやロジウムの厚付け等がありますが、安価で一般的なものはクロームメッキが最適と考えます。
金メッキや黒ニッケルでなぜクリアー塗装が必要になるのでしょうか?
皆さんご存知のように、金は高価な金属で、また柔らかい金属です。
弊社では金メッキを安価で提供できるよう、薄くし金を最も少なくしています。
したがって柔らかい金は、手でこすっても落ちてしまうので、上に塗料を塗って保護しています。
尚、黒ニッケルは変色しやすい金属なので、塗料で保護しています。
硫酸銅は見えないのになぜ鍍金をするの?
硫酸銅は短時間で素晴しいレベリングをもたらす鍍金です。
弊社では、短時間で最高の光沢を得られることで、安価で最高の鍍金を心がけています。
ただ欠点もあり、オスネジ等の先端にはメッキが多くつき、逆にメスネジ等の奥にはメッキがつかないなどの欠点があります。

メッキ剥離Q&A

メッキ剥離とは何ですか?
主となる金属についたメッキをはがすことです。
どのメッキをはがせますか?
銅・ニッケル・クローム等、基本的にメッキであれば何でも剥がせますので、まずはご相談ください。
どの素材でも剥がせますか?
基本的には非鉄金属(真ちゅう・アルミ・亜鉛ダイキャスト・ステンレス等)であれば剥がせます。
鉄素材に関してはご相談ください。
個人でもお願いできますか?
できます。レストアなどでご利用いただいております。

電解研磨Q&A

どの素材に対応していますか?
基本的にはSUS304・316等です。
その他に純ニッケル・真ちゅう・アルミ・マグネシウム・チタン等もできます。ご相談ください。
バリは取れますか?
バリの大きさにもよりますが、触ってみてかすかにザラザラするようなバリは取れる場合が多いですが、目で見てわかるようなバリは取れないことの方が多いです。
溶接焼けは取れますか?
基本的に酸洗いしてからの電解研磨となりますので取れます。
ただ、溶接部が黒く炭化している場合は酸洗い後の電解研磨でも、まず落ちません。
事前に物理研磨で削り落とすことをお勧めします。
尚、油の焼きつきも酸洗い後の電解研磨でも落とすことができない場合が多いので、油を除去してからの溶接をお勧めします。
円柱や角柱状の内面を電解研磨できますか?
できる場合が多いので是非ご相談ください。
内面研磨の場合、補助電極を作る必要があるので、通常よりもコストがかかります。
冶具痕(接点痕)は残りますか?
なるべく目立たないように努力しますが、基本的に痕は残ります。
品物によってはお客様の方で接点を作ることもあります。
品物によって出方は様々です。
何か不都合な場合はご相談ください。
合わせ目からの液だれ等はありますか?
品物にもよりますが、基本的には出るとお考えください。
なるべく出ないように工夫や努力はします。
何か不都合な場合はご相談ください。

化学研磨Q&A

どのような場合、効果的ですか?
品物を冶具に引っ掛けるのが極めて困難な小さな品物や細いパイプ状で内面も光沢がほしい場合(300mm程度まで対応)に効果的だと考えます。
内面も光りますか?
液が接した部分は光沢が出ますので可能です。
キズはつきませんか?
カゴで撹拌しながらの作業になりますので、撹拌キズはつきます。
許容レベルの範囲内で納める努力はしますので、何か不都合な点がある場合、ご相談ください。

その他Q&A

試作はしていただけますか?
1個からの試作対応をさせていただきます。お気軽にご相談ください。
尚、これからお取引する可能性のある会社や研究を行っている学校・団体に限らせていただきます。